森羅の訓練も進み、実機を使った試験飛行も最終段階に来ていた。しかし、極秘に行われていた訓練だが鳳来はすでにこの情報を察知し、偵察部隊を発進させていた。 麻薬検査をすればわかったことだが。 天内「いいな、敵自体は擬似体を使うが、発射される光弾はあっちもこっちも本物。気ぃ抜いたら、そいつがおまえさんの棺桶になるっつうわけじゃな。アヒャッ、ヒャッ、ヒャ」 新海「……アヒャリ事じゃなかろうが……」 天内「こっちゃぁ、あの色男、もといなまはげが生きようが、死のうが、アヒャろうが関係ないが? わしの斑鳩を壊されちゃぁ……たまらんね」 新海(溜め息) 風守老人「ん……準備は良いかな?」 森羅「(゚∀゚)いつでもw」 風守老人「……不安が残るが……始めてくれ」 訓練が始まると、森羅は斑鳩を使いこなし、擬似体を次々に倒して進んでいく。 新海「ハッ、こりゃ大したアヒャだ」 天内「フンッ! 斑鳩なら当然の……?」 森羅「(゚A゚)あいつは……?」 風守老人「んっ?」 天内「……これは何じゃ? ……なまはげッ! 敵じゃッ」 森羅「敵キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!アヒャヒャ、逝ってよし!!」 上空から、浅見の仏鉄塊「烏帽子鳥」が、安定しない操縦で現れる。 浅見(あの時の若造……生きていたか……)「アヒャッヒャッヒャ、なるほど、修行とは感心なことだ。少しは強くなったのかな?アヒャレベルも上がったのかな?」 森羅「さあな……試してみるか?」 浅見の目つきが変わる。それはさながら「そっち系」の如き目つきであった。 森羅(俺、いろんな意味で狙われている!?) 浅見「(´Д`*)フッ……では……行くぞ!!」 再び「烏帽子鳥」との戦闘開始……斑鳩の性能(というか、ほぼ森羅の恐怖による暴走)に押され、浅見は苦戦を強いられる。 浅見「ええぃ、あれは一体!?」(機体属性を瞬時に変化できる飛鉄塊など……しかも、こちらの光弾を吸収しているというのか!?もとい、こちらの愛を吸収しているというのか!?(´Д`*)ハァハァ) 森羅「ど、どうした、大将」 浅見「……ならばッ!とっておきだッ!!(´Д`*)」 浅見は誘導弾を使って弾幕を張る。しかし、「斑鳩」はその誘導弾を全て吸収……そして「力の解放」を発動させる。 森羅「もらった!」 浅見「もらわれたッ!(俺のハートが!!)」 新海「やったか!?」 「力の解放」が「烏帽子鳥」に直撃したと思われた瞬間、浅見は変わり身の術を使い、爆風の中から脱出する。 森羅「か……変わり身……」 浅見「フッフッフ、なかなか面白い飛鉄塊を手に入れたようだ……そして私は、そなたに対する特別な感情を手に入れたようだ……森羅殿、また会おう……是非とも」 森羅「……((((゚д゚;;))))……」 新海「スカした野郎だ」 風守老人「そして……キモい……」 不安な面もち(当然だが)で、帰還する斑鳩を見つめる風守老人たち……。 Chapter:1 「理想 ideal」 へ進む Chapter:0 「斑鳩」後編 へ戻る _________________________________________ こーいう小説、考えるのがおもろいです。 読んでもらっている方は、楽しめているのかどうか、気になるところですが…。 |
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